リウマチ患者、電車で嫌味を言われる

リウマチ関連

リウマチは見た目にはわかりにくい病気

電車での悲しい出来事

この出来事から、数か月悩みました・・・

数年前のある日、リウマチの症状が強く出ていて、予約の日を待ちきれずに、
通院日を早める事になりました。

その頃の病院は、電車で1時間程かかる距離でした。
リウマチの症状が、手と足に出ていて、立っているのは辛いので、
電車ではなるべく座って移動をしたかったのですが、
乗り込んだ電車はあいにく席が空いておらず、しばらく立って過ごしました。

何駅か過ぎた頃に、ようやく優先席が2つ空いたので直ぐに腰をかけました。
その頃にはダルさもあったので目を瞑ってうなだれるように座りました。

しばらくすると、60代であろう男性と女性のカップルが乗り込んできて、
女性が私の隣に座りました。

私より年上の男性に席を譲るべきか・・・
でも、私は体調が悪い・・・

そんな葛藤でもやもやしている最中の出来事です。
隣に座った女性は、声が大きく、車両に全体に聞こえてるんじゃないか?という
ボリュームでお話をされていました。その内容からわかったのは、このお2人が
このあとハイキングに出かけるということでした。

会話の様子や、今後の予定からいってもとても元気なお2人。
これは、体調が悪い所を私が席を譲る対象ではないであろう、と判断して
そのまま目を瞑って過ごしました。

すると突然、隣の女性がこれまた大きな声で
「今時の若い者は席も譲らない!寝たふりなんかしちゃって!」
というような事を何回も言いました。

明らかにそれは、私に向けられていました・・・
対して、立っている男性は、ニコニコとしながらその女性に
「大丈夫だよ」と言ってなだめている様子でした。

でも、女性は一言では終わらずに、幾度かいろんな言葉で
席を譲らない事に対して嫌味な言い方をされました。

対応について悩んだ日々

私が勇気をもって「具合が悪いので申し訳ありません、、」と
事情を説明すれば良かったのかもしれません。
今ならそうできるかもしれないけど、あまりに突然の出来事で、あの時は、
心の準備が追い付かず、どうするのが最善か判断が出来なかったように思います。

この少しの出来事が、この後、数か月も悩むこととなってしまったのです。
本当にちょっとした出来事なんですが、凄くショックが大きく、
もやもやする内容だったように思います。

うまく対応出来なかった自分は、どうすれば良かったのか、次に同じことが起きたら
何て言えば良いか、どんな行動をすれば良いか、シュミレーションを繰り返したりしました。

または、正直、あんな言いかたしなくても!って怒りも後になって沸いていたと思います。
直接「あなた、席譲ってくれない?」と声かけをされていたら
「すみません、具合が悪くて、申し訳ないです」という会話ができたのではないか?等と
考えたりもしました。

もはや、辛くても優先席には座らない。辛くても、私より年上だろう方が近くに来たら
席を立ってしまえば良いか。と、やさぐれた気持ちになったりもしました。

見た目でわかるようにすれば良いか、と考えて、杖を購入したりもしました。
ですが、手が痛いので杖がつけません…
またそこで、悲しくなるのです。

考えれば考えるほど、辛い、悲しい、そういうループにはまってしまいました。

対策を見つけた!


どうやって自分の心を守っていけばよいか、何か方法はないのか、
他に同じ思いをした人はいないのか、改善策は!?とにかく検索を繰り返しました。

そして、ようやく見つけたのが「ヘルプマーク」の存在でした!
こんなものがあったなんて!

今でこそ、電車の優先席付近には、ヘルプマークの紹介がされていたりしますが、
あの当時はそういったものがなく、ヘルプマークに関する情報が一切ありませんでした。

ヘルプマークは、関節リウマチでもつけて良いのか、記事をくまなく読んで、
リウマチでも付けて良い事が確認でき
、受取れる場所を確認してようやく手にすることができました。

こんなことがあって、私はヘルプマークの存在にとても感謝をしています。
同じような事で嫌な思いをしたり、悩んだりする人が少しでも減ると良いなぁ、と
いう思いから「ヘルプマーク周知活動」として自分の出来る事で行動をしています。

その行動の内容とは、youtubeのショート動画で
「なぜ、リウマチ患者がヘルプマークを付けているのか」というような内容の
配信をしていくことです。※動画の再生リストはこちらです。

また、他のyoutuberが行っているヘルプマーク周知活動「#ハートのヘルプマーク」にも
積極的に参加をしています。
周知のための活動がありましたら、お声かけ頂けると嬉しいです♪

ヘルプマークに関するyoutube

今回の記事は、こちらのyoutubeでお話している内容となっています。
動画では当時の事を思い出して話しているので、
表情や声から辛さが伝わりやすいと思います!動画もご覧頂けると幸いです。











コメント

タイトルとURLをコピーしました