関節リウマチ患者と医療保険

リウマチ関連

持病のある方は、医療保険にとても入りにくくなっています。
私は、親が保険屋の仕事をしていたことから、若いうちに加入をしていました。
20代後半に関節リウマチになる前に加入していたのは本当に幸いなことでした。

ふゆ
ふゆ

生命・医療保険は必ず加入していなければならないものではありませんが、
私は入院や手術などの際に保険に加入していて良かった、と感じた経験があります。

保険を見直してみた!

40代になり、保険を見直す機会が訪れました。
入っていた保険会社の担当から、新しい保険商品への切り替えの話があったのがきっかけです。
新しい保険商品の説明を受けている時に、私がリウマチの話をすると、今の担当はそのことを知らなかったようで、「リウマチだと、この新商品に加入できないかもしれない」と言われたのです。
つまり、既存の保険の内容で継続するしかない、という話でした。

そして、その既存の保険というのが、歳を取るにつれて支払う金額が上がるという商品だと知ったのはその時でした。
60歳頃、丁度、年収も減っているであろう年齢の時に、毎月2万円を超える保険料になるという商品だったのです。とても払えそうにないと、不安に感じました。

そして、保険を見直して、生涯保険料金が変わらない医療保険に入ろうと考えました。

リウマチ患者の保険見直しに関するyoutube

ここまでの話は、こちらのyoutubeでもお話をしています。
ぜひ、併せてご覧ください。


関節リウマチ患者が入れる保険について

リウマチさんが入れる保険は、結論、なないろ生命しかありませんでした。
なないろ生命というのは、朝日生命グループだそうです。

”保険の窓口”と、それに似た多種の保険会社を扱うお店、既存の保険の担当、保険会社の知り合いなど、私が確認できる手をつくした限りでは、なないろ生命の1つの商品しかなかったです。

緩和型と言われる保険で、持病を持ってる方も受け入れてくれるというものも選択可能ですが、割高なので、私は選択肢に入れませんでした。

ふゆ
ふゆ

がん保険は、関節リウマチであってもほとんどどこでも加入可能らしいですよ!

なぜ、関節リウマチ患者は保険に入りにくいのか質問してみた

っていうか、なんでリウマチ患者が医療保険に入りにくいの?

関節リウマチって、手術のリスクが高いから?
実際に、関節リウマチ患者で手術したっていう人をあまり聞かないので、
それが理由だとしたら、納得しきれない気分になります。

なんで、リウマチは医療保険に入りにくいのか、保険に関する仕事をしてる人、数名に質問したんですが、はっきりとした回答は出てきませんでした。

例えば、私の入ってる保険を新しい内容に切り替えるとなった時に、関節リウマチだと加入ができない可能性があると言われたわけですが、「それは、なぜですか?」と質問してみたんです。
こたえは、「担当レベルだと回答が難しい。審査をする部署にしかわからないことだ」という回答でした。

なぜ、関節リウマチ患者が保険に入りにくいのか推測してみた

【手術】
リウマチの薬が良くなってきたのって、ここ10年位の事で、それまではリウマチと言えば、関節がゆくゆくは変形をして、手術しなければ機能しなくなってしまうといった病気でした。なので、保険会社としては、”保険を使う頻度の高い病気を抱えた人を入れたくなかった”のかな?という予想をします。

【免疫抑制剤】
関節リウマチ患者は、”免疫抑制剤”を使った治療を行います。これにより、免疫力が低下し、感染症などにかかりやすくなってしまいます。このため、入院のリスクも高くなったりするので、保険を使う頻度が高くなる病気、と捉えられてしまうのかな?と予想します。

【合併症】
保険の申請書類を見ると、過去5年に以下の病気になった方は保険に入れません、という項目の中に、
「シェーグレン症候群」が入っていました。
関節リウマチ患者はシェーグレン症候群を発症しやすいと聞くので、そういったことが関係あるのかな?と予想します。

保険の選択肢は増えていくはず!

昔は、関節リウマチと言えば入れる保険はなかったそうですが、ようやく、なないろ生命のような、関節リウマチ患者でも受け入れてくれる保険が登場してきました。
ここ数年で、リウマチの治療も進んできました。
それに伴って、医療保険もリウマチに対する体制が変わってきてくれているのだろうと思います。
この数年で今よりも、関節リウマチ患者が加入できる保険が増えていく事を期待しています。

リウマチ患者の保険加入に関するyoutube


こちらの内容は、youtubeで詳しくお話しています。
この動画も併せてご覧ください^^


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