【パニック障害】ランドよりシーが苦手

パニック障害

私のパニック障害についてのお話をします。
エピソードの一覧はこちら→「20年放置したパニック障害」

20代の頃、私は千葉県に住んでいました。
千葉県では、ボーリング大会やら忘年会やら、何かのイベントの景品と言えば”ディズニーのペアチケット”というのが定番で、頻繁に行く機会がありました。
無料チケットでパークに入れた日には、「今日は混んでるから乗り物は乗らなくていいか」と、ディズニーを散歩するなんていう贅沢な事もあったりしました。

それほど良く行っていたディズニーですが、だんだんとディズニーシーで苦手な乗り物が増えていきました。

私は2023年1月にパニック障害の診断を受けましたが、それより前からずっと、パニックのような症状と付き合ってきました。
過去のパニックエピソードとして、ディズニーシーが一番印象が強いです。

海底2万マイルに乗ったことがない頃、3時間待ちをして海底2万マイルに乗りました。
待ち時間も乗り物も狭くて暗い、という印象を覚えています。
その時はパニックという程の症状もなく乗り終えたのですが、ただもうあそこへは行きたくないという感情が強く残って、1度きりしか乗っていません。
海底2万マイルを思い出すと今でも苦しくなります。

ディズニーランドより、ディズニーシーの方が乗り物の待ち時間を過ごす場所が暗い室内のものが多いんですよね。
熱の籠るような演出がされているエレベーターがあったり、暗くて狭い空間が多かったりします。
それから、遺跡をイメージしたような建物や像がシーには多いです。

20代の当時、自分よりも大きな像や大きなオブジェクトが苦手で、例えばそれが高級ホテルの入口にあるライオンの像だったりすると
それに近づく事が出来ず、入口に近づく事が出来ませんでした。
目を閉じて、耳をふさいで、人にしがみついて、やっとこさそのライオン像の横を通り過ぎて入口へ、というような状態でした。

このように像が苦手な私は、ディズニシーの遺跡をイメージした石造などが怖く、待ち時間にも遺跡をイメージしたような作りになっているスペースがとても苦手でした。

あの頃、心療内科で統合失調症と言われた事もあったので、パニックっぽくなるのはそれでかな?なんてことも思っていたんですが、像が苦手だったその症状も、パニック障害の1つだったのかもしれません。

像などが苦手としたのは、インディジョーンズやタワーオブテラー、センターオブジアースで、レイジングスピリッツは遺跡っぽいですが、待つ場所が室内ではないので大丈夫だったりします。
タートルトークは、映画館に似た感じがして苦手です。
マジックランプシアターは、席に案内される前に通される大きな部屋に沢山の人が集まるところが苦手です。
マーメイドラグーンの地下に下る時には、ちょっと躊躇する気持ちになります。
S.S.コロンビア・ダイニングルームは、乗り物(船)に乗るのが閉鎖的に感じて、すぐに外に出れない感じがしてしまう、あの作りが苦手です。
海底2万マイルは、きっともう乗れないと思っているのですが、それ以外の場所は全て好きなので克服して楽しみたいです!

パニック障害の治療をして、ディズニーシーに行って楽しむのが私の1つの目標になっています!

Anny

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