病院選びは難しいです。病院の方針と合わない、先生と合わない、など色々な事があります。病院まで車で片道1時間かけることもあれば、電車で片道1時間ということもありました。その病院が合っていると感じていても、やっぱり近場で通いたいと思うものです。
13年の関節リウマチ歴で5回ほど病院を転院した体験から思うことをお話します。
総合病院がお勧め
結論から言うと、私は、総合病院がお勧めです。
なぜかというと、リウマチは免疫を抑える薬を飲むので、体がすごく弱くなってしまい、他の病気を併発しやすいです。病気が併発した時に、同じ病院であれば関節リウマチの病歴を院内で情報を連携してもらえるので患者側としても安心な点が多いです。
結核になった時の体験談
私は結核を患ったことがあります。その時は、総合病院で関節リウマチと結核を両方診てもらうことができたのでとっても良かったです。
結核になってしまうと、関節リウマチの薬を倍にしなければならなかったりして、そういう調整も、病院の中でスムーズに調整してもらえたのでとても助かりました。
入院中も、病室にリウマチの主治医が来てくれてリウマチも見てくれるという状況だったので、とても安心して入院することができました。
個人病院に通っている
総合病院がお勧めと言いながら、私は今は個人病院にかかっています。
今の病院にかかったきっかけははっきりと覚えていないのですが、他の病院から紹介されたり勧められたわけではなく、口コミ、評価が良く、通える範囲の場所だったのだと思います。総合病院を調べた場合、”リウマチ内科”や”整形外科”などを特定した科の口コミをあまり見つけられないという難点があるように思います。
そんなわけで、個人病院に通っているわけですが長く通っているのには理由があります。先生の言葉に胸を打たれたからです。初めての診察の時、先生の温かい言葉に泣きそうになりました。「これはツラかったね、頑張ったね」と声をかけてくれたのです。私の症状をみて私がずっとつらかったことをこちらが言わなくとも感じ取ってくれたという感じがしました。その後も、私がちょっと症状が良くなると、「ありがとう」って言ってくれるのです！患者の私が「ありがとう」といいたいくらいなんですが、先生は私が良くなることに対して「ありがとう」と言ってくれるんです。
そんな良い先生に巡り合っているのですが、もしもまた何かのきっかけで病院を移らなきゃいけないとなったらやはり、先に説明した通り、個人病院ではなく”総合病院”を選ぶと思います＾＾；
整形外科に通った体験談
首と肩が痛くなった時の話です。首や肩が痛くなるというのは、関節リウマチの症状としてもあるのでリウマチの主治医に相談しましたが、湿布を処方してもらうという処置だったので、整形外科にも行くことにしました。
整形外科では、リウマチの既往歴、症状、治療内容を伝えなければいけなかったし、整形外科で撮ったレントゲンで肩にリウマチの症状が見つかれば、今度はそれを主治医の病院にシェアしなければいけないという状況になりました。
そういう情報が病院の中で共有される”総合病院”は、やはり良いなと思いました。
薬を院内処方してくれる病院
病院選びのもうひとつのポイントは、薬の院内処方をされる病院を選ぶと良いと思います。高額医療費と限度額認定証の申請をするのに、院内処方の病院がよいです。
高額療養費制度についての説明は関連動画にありますので、是非あわせてご覧ください。
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高額療養費制度についてお話している動画です。
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